おやさい&くだもの

HACCP (ハサップ)

2021.07.02

7月7日水曜日は、青果部会員の多くが加入している船橋市場の協同組合主催で、HACCPの講習会が催されます。

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HACCAPとは、『Hazard Analysis and Critical Control Point』の略。
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。(厚生労働省HPより抜粋)

従来の抜取検査による衛生管理に比べ、より効果的に問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となるとともに、原因の追及を容易にすることが可能となるものです。
HACCPを導入した施設においては、必要な教育・訓練を受けた従業員によって、定められた手順や方法が日常の製造過程において遵守されることが 不可欠です。(厚生労働省HPより抜粋)
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食品を実際に製造、加工する営業者だけでなく、食品を量り売りしたりばら売りしたりする小売販売業者、つまり我々八百屋にも必要とされる資格となります。

おやさい&くだもの

じゃがいも

2021.06.29

今日は、『じゃがいも』から考えさせらた部会員の想いをお伝えしたいと思います。

給食食材の納品日前日、部会員の元に届いたじゃがいも。
段ボールの中は、『そうか病』と言われるカサブタ状の斑点が出ているじゃがいもでいっぱいでした。『そうか病』はじゃがいもに最も多い病気です。しかし症状は表層のため、普通より少し厚めにむけば中身に影響はなく、問題なく食べられます。

ただ、食べられるとは言っても皮を厚めにむいたり、1個が小さくなるのでむく個数を増やさなければならないかもしれないなど、調理の手間が増えることが予測されます。部会員は市場への返却も考えましたが、納品先の学校の先生方に一度相談してみることにしました。

部会員からじゃがいもの状態を聞いた1校の先生は、皮を厚くむくなどの手間を快諾してくださり、もう1校の先生も即、届けてください ! と言ってくださいました。そして、「もしこの小学校で買わなかったら、そのじゃがいもはどうなりますか ? 」と続けて質問されました。「誰にも買ってもらえず、市場で売れ残るかもしれません」と部会員は答えました。

その日の午後、即、届けてください ! と言ってくださった先生より、給食時に子どもたちに配ったお便りが部会員の元にも送られてきました。

お便りでは冒頭で、そうか病のじゃがいもと病気のないじゃがいもの写真と共に、「みなさんがじゃがいもを買うとしたら、どちらのじゃがいもを買いますか ? 」と問いかけられていました。
そして、部会員との売れ残りのやり取りや、段ボールに必ず明記されている農家さんの生産者番号など、作った人の存在も感じさせる情報が写真と共に掲載され、最後に重ねてもう一度、「みなさんが買い物をするとき、どちらのじゃがいもを買いますか ? 理由も考えてみだください」と問いかけていました。
さらに、先生からの「今日の質問の答え」は「どちらも正解にすることができます。理由が言えるといいですね」と、締めくくられていました。

我々大人こそ、日頃からちゃんと意識できているだろうか ? と考えさせられたこの問いかけと答え。。部会員として、生産者と納品先をつなぐ間で質の良い青果を納品するだけでなく、最初の食品ロスを防ぐこともできるんだと改めて気付かされたこの記事を、きちんと残していきたいと強く感じた1日でした。

おやさい&くだもの

スイカ

2021.06.23

夏といえば、やっぱりスイカですよね。
部会カレンダーでも6月にドーンと大きく描かれているとおり、千葉県はスイカの栽培が盛んで、産出額は全国第2位となっています。
主な産地は、富里市、八街市、山武市、芝山町です。

そう言えば先日、富里市で名物だったスイカ柄のガスタンクが、老朽化やタンク自体の必要性がなくなったことから、解体されたというニュースがありましたね。
(余談ですがあの丸いガスタンク、「リンゴ皮むき工法」と呼ばれる方法で、その名の通りリンゴの皮むきのように上部からくるくると切り取って、解体していくそうです ! )
※写真2枚目。解体され現在はありません。

スイカは水はけの良い土地を好むことから、千葉県のような火山灰地帯での栽培が徐々に盛んになったようですが、県内で最も古い栽培記録は、なんと元禄年間(1688~1703年)だったそう。でも残念ながらその当時のスイカには甘味は少なかったようです。
現在では品種改良が重ねられ、スイカといえば冷たくて甘い、夏を代表するものと言えるようになりました。

スイカといえば、とにかくキンキンに冷やして食べたい ! とつい考えてしまいますが、実は冷やしすぎない方が美味しいのだそう。
カットしてから冷蔵庫の野菜室で3時間程度冷やすのがベストです。
そしてスイカ1玉の中で一番甘いのは、ど真ん中の中央部です。
みんなで甘くて美味しいど真ん中が取り合いにならないように。。。工夫して、カットしてみてください~ !

おやさい&くだもの

地産地消

2021.06.04

大変ご無沙汰してしてしまいました。
春も過ぎてそろそろ梅雨入り。。ジメジメとした季節となってまいりましたが、お元気でしょうか。。?

今日は、いつもとはちょっと違ったお話をしたいと思います。

明日6月5日は『世界環境デー』だそうです。
今年は『生態系の回復』というテーマで、世界中の人々が環境について考える日として設けられています。
環境省のHPなどでも、国民や事業者の間で広く環境保全の重要性を再認識してもらい、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるとして、6月5日以降の6月ひと月間を環境月間として掲げて紹介されています。

身近で心掛けられているものとしては、プラスチックゴミの削減などがありますが、実は船橋市の学校給食で普段から推奨されている『地産地消』もこの取り組みの1つとなるそう ! 我が青果部会は、今日も張り切って地元のお野菜を学校の給食室へお届けしてきました。
《1》旬のもの、地域のものを選ぶことで、地元の農業従事者を守り、国土の保全に繋げていく。
《2》流通コストが減って、CO2排出を削減できる。

船橋市の旬の食材といえば、人参や枝豆が挙げられます。
現在流行中の新型コロナウィルス感染症も全くかけ離れた出来事ではなく、自然のバランスが乱れていることが一因とも言われているそうです。
皆さんもぜひこの機会に船橋の旬の食材をチェックして、食卓に並べてみてください !

※写真は、そら豆の花です。

おやさい&くだもの

柑橘きょうだい大集合

2021.03.12

1月から3月は柑橘類の出荷が年間で最も盛んな季節です。
最近は様々な掛け合わせで種類も増え、名前もまるで女の子や男の子のように可愛らしいものばかり。
今日はその中から9種類の柑橘きょうだいをご紹介します。

写真手前右から、
 ●『はるみ』ポンカン × きよみ。
  不知火(しらぬい)のきょうだい。
 ●『麗紅』清見 × アンコールみかん。
  +マーコットオレンジ。せとかのきょうだい。
 ●『タンカン』ポンカン × ネーブルオレンジ。
 ●『せとか』清見 × アンコールみかん。
  + マーコットオレンジ。麗紅のきょうだい。
 ●『はるか』日向夏からうまれた品種。
 ●『甘平(カンペイ)』西の香 × ポンカン。
 ●『不知火(しらぬい)』ポンカン × きよみ。
  はるみのきょうだい。
 ●『きよみ』温州みかん × トロピタオレンジ。
 ●『いよかん』みかん類 × オレンジ類 ?
   (自然交配種で起源は不明)

それぞれがそれぞれの親から魅力的な特徴を引き継いでいて、甘さや爽やかさやジューシーさなど、突出する特徴が違います。
昨日ははるみが好きだったけど、今日はもうきよみへと心変わりしていたり、かと思えばやっぱり甘平が好き ! と、男女間であれば少々ややこしいお話に。。

今日あげた9種類以外にもまだまだたくさんいる、柑橘きょうだいたち。
部会員は今日も新たな柑橘の魅力を探り、先生たちにご提案しています !

おやさい&くだもの

部会カレンダーのイラストたち

2021.02.26

桃の花がほころびはじめ、いよいよ春が近づいてきたなぁと感じる今日この頃、しばらくご無沙汰してしまいましたが、みなさまお元気でしょうか ?

1月にこちらでご紹介しました、カレンダーに使われているイラストが何か、皆さまのご家庭でも想像したり、調べたり楽しんでくださいましたでしょうか。。 ?
ご連絡が遅くなりましたが、青果名をお知らせいたします。

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1月:カブ
2月:イチゴ
3月:ダイコン
4月:タケノコ
5月:ニンジン
6月:スイカ
7月:えだまめ
8月:カブトムシとクワガタ(夏休みで給食はお休みなので)
9月:なし
10月:マッシュルーム
11月:サツマイモ
12月:こまつな
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いかがでしたでしょうか ?
どの野菜も果物も、全て千葉県で出荷されているものばかりです。
ハウス栽培が進んだり、流通網の発達で全国の野菜がいつでもどこででも食べられるようになっているこの時代に、『旬』を感じることは難しくなっているなぁと感じます。
この機会に改めて、自分の住んでいる土地で作られる青果の『旬』を意識して食べてもらえたら、部会員としても大変嬉しく思います !

おやさい&くだもの

船橋にんじん part2

2020.12.18

にんじんとしては日本で初めて特許庁の「地域団体商標」に認定されたブランド野菜の「船橋にんじん」。

その中でも、春夏に出荷されるベータキャロットは以前に紹介しましたが、11月末から12月中旬にも「船橋レッド」と言う品種が出荷されています。(写真右側)
色が濃く、強い赤みが特徴です。
船橋にんじん全般に言えることですが、甘くて味が濃いので、そのまま食べるのはもちろん、ジュースやドレッシングにしても美味しくいただけるそうです !

船橋と言えば小松菜、梨などが有名ですが、これを機に船橋にんじんの魅力も知ってもらえたらと思います。
ただ残念ながら市場での流通が少なく、今のところなかなか手に入らないとのこと。
ベータキャロットのように、食卓で気軽に食べられる日が待ち遠しいですね !

おやさい&くだもの

給食レシピ -小松菜-

2020.12.02

冬が旬の小松菜。
これから路地ものの出荷が増える船橋のご当地野菜。
鉄分やカルシウムを豊富に含むので、ご家庭の食卓でも活躍が期待されますが、苦手なお子さんも多いのではないでしょうか?
これはもったいない ! と、今回は栄養士の先生に「子どもたちに人気の小松菜料理を教えてください ! 」とお願いしてみました。
たくさん送っていただいたレシピの中から、部会員でも作れそうな小松菜料理を作ってみましたので、ご紹介いたします。

-用意するもの-
・小松菜
・もやし(ブラックマッペもやし)
・こいくち醤油
・焼きのり(きざみのり)

-recipe-
1. 小松菜(2センチカット)ともやしをそれぞれ茹で、冷ましておきます。
2. 食べる直前に水気を切り、海苔と醤油で和えます。…海苔と醤油の香ばしい香りが~~ !
3. いただきます ! ! (あっという間です ! )

我が家では、ちぎった追い海苔と白ゴマを少々振りかけて、食卓に出しました。
すると早速小松菜の苦手な娘(6歳)が香りにつられて、「美味しそう~~! もう食べて良い ? ?」と一言。
大成功~~ ! とニンマリする部会員でした。

次はもう少し難易度の高い(部会員にとって…)「給食レシピ」にも挑戦して、また皆さまにご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに~ !